Ferrari 488 Spider Test Drive × Nicole Competizione Yokohama

2017年9月25日 09:38 |

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車好きの知人の計らいで、フェラーリの正規ディーラーであるニコルカーズさんがFerrari 488 Spider のTest Driveに来社。

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フェラーリのフラッグシップモデル488は、近年の傑作と評価の高かった前モデル458の後継として2015年に発表された最新モデル。

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488とは聴いていたが登場したのはなんとスパイダー(オープンカー)ホワイトボディにレッドのインテリア。エレガントな姿にため息が出る。特に注目したいのが、バリオルーフ(リトラクタブル・ハードトップルーフ)で、フェラーリが特許を取得しているらしい開閉技術。ルーフが閉じている時はクーペモデルと変わらない姿(むしろクーペモデルよりかっこいい)がボタンひとつでオープンスタイルに変わる。ソフトトップもいいが走行性や機密性を考えるとハードトップルーフのほうが断然すばらしい。

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クーペモデルよりかっこいいと思える理由は後姿。クーペモデルのハッチバックスタイルに対して、スパイダーはトンネルバックスタイル。ここがたまらなくいい。子供の頃、マッハGOGOというアニメーションに出てくる車輌が初めてのスポーツカーとの出会いだった世代の者にとっては永遠のスーパーカースタイルといえる。

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前モデル458との大きな違いはエンジンとエクステリア。細かな改良点はたくさんあると思うが素人目ではこの2点。

・エンジンの違い
(458)
V型8気筒4.5リッター(自然吸気)570PS
(488)
V型8気筒3.9リッター(ツインターボ)670PS

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低速から湧き上がる自然吸気(NA)エンジンが好みの70年代生まれとしては488のようなダウンサイジングターボがどうしても引っかかるところだが、試乗させていただくとターボ車とは思えない低速からのトルクが感じられた。あとは見た目の数値だけの問題。どうしてもスーパーカーは大排気量(できれば6.0リッター以上)であって欲しいと思うのも70S生まれの性質なのかも知れない。

・エクステリアの違い
458と比較して大きく違うのはサイドのエアダクト。前々から観ていた映像ではこのダクトの、やぼったさが気になっていたが実車を見ると「なるほど」とうなずけるデザイン。サイドミラーの下からリアに流れるラインがこのダクトでさらに引き締められ何ともグラマラズなボディラインになっている。空力やブレーキを冷やすための効果もあるのだろうがドアが薄く見えるのはとにかく格好が良い。

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黒、紺、ベージュなど保守的な色が好みだが、レッドもありかと思わせてしまうのはフェラーリだからだろうか。

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個人的にはデイトナシートはベージュが良いと思う。着座位置はちょうど良くボディに埋まってしまう感じはなかった。身構えずすんなり座れてしまう癖のなさが現代のスーパーカーらしい。TEST DRIVEとして選んだルートは湯河原から熱海ビーチラインを経由して熱海港の往復。その間シートは快適そのものだった。ドライブ中の印象としてはアクセルのレスポンスがマイルドと感じたところ。普段使用している570PSのメルセデスのような5mm単位でアクセルの踏み込みに神経を注ぐ必要がまったくない。ただ、しっかりと踏み込めば果てしなく湧き上がるトルクと加速が体験でき670PSは伊達じゃないことはすぐにわかる。最近では500PSを超える馬力の車は普通になってきたがGTRの280PSが発売された頃に感じた280PSという強力なパワーに憧れと怖さを感じた頃が懐かしい。国内ではまったく使わない馬力だがどうしても数値が多いことに魅力を感じてしまう。ダブルクラッチの変則は想像以上でF1の変速音を思い出させる官能的なシフトだった。ドライブ中「これがF1テクノロジーかー」と叫んでしまった。さらに、これぞフェラーリと感じたのは周りの視線(視線の種類は色々)。注目のされ方が普通ではない。真っ白のスパイダーボディにレッドのインテリア、自然吸気モデルほどのかん高いエギゾーストでは無いが、やっぱりフェラーリサウンド。注目されるのは当たり前だがとても恥ずかしい。この注目度もフェラーリを購入する動機や魅力かも知れないと実感した。

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最近のフェラーリの特徴といえるあらゆる操作ができるハンドル。ステアリングの太さはちょうど良く皮の柔らかさがとても気持ちよい。ただ、このステアリングが壊れたらどうなるのか不安に思う。エンジンもかけられないしウインカーも出せない。さらに修理費を考えると集約型もどうかと思う。ただし、ニコルカーズさんの話では最近のフェラーリでは新車から7年間保証が受けられるという話があり、大きなトラブルが起きても金銭的には昔のような大きな出費にはならないようだ。

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今回ニコルさんの横浜ショールームからお持ちいただいた車両は多くのオプションが装備された車輌。その大半はカーボン素材であらゆるところにカーボンが使われ軽量化がされていた。

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エンジンフードもカーボン。炭素繊維はとても高価だと実感する。

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サイドシェルにもカーボン。まったく贅沢な設えだ。今回の車輌はスパイダーモデルのオプション多数ということもあって4千万円半ばの価格帯となるが、クーペモデルのベースグレードなら3千万円半ばから新車が購入できる。

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さらに標準装備だと思うがフロントリフトも装備されている。縁石や車留め歩道の段差はスポーツカーにとって悩ましい存在。数秒でリフトアップするのはとてもありがたい。

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今回のテストドライブでの488スパイダーの印象はとても良かった。乗りやすく、美しく、速い。その存在感はフェラーリならではのものだと実感した。3500万円を超えるスーパースポーツは贅沢な買い物かもしれないが、確実に人生に彩りを添えるツールであると思える。資産として考えても目減りの少ない分、現金を車に置き換えておくという選択肢も考えられる。いずれにしても、地球上でもっとも官能的な乗り物のひとつと言えるのは間違いないと思う。お金に余裕のある方は一度試乗することをオススメする。

今回、Ferrari 488 Spiderをお持ちいただいた正規ディーラーさん。488のほかフェラーリに興味がある方は下記アドレスに連絡してみてはいかがだろうか。中山氏が車の魅力を丁寧に伝えてくれる。

(フェラーリ正規ディーラー)
Nicole Competizione
フェラーリ横浜ショールーム
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1
TEL 045-680-4465
FAX 045-680-4466
営業時間 10:00〜19:00
定休日 月曜日(祝日の場合は営業)
営業担当 中山 明 氏
ホームページ
http://www.nicole-competizione.co.jp/showroom/showroom1.html

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